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五竜岳 (2814m)・鹿島槍ヶ岳 (2889m) | ![]() |
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積雪期の後立山連峰五竜岳・鹿島槍ヶ岳の稜線散策を堪能するため、12月初旬に山行を実施した。
JR大糸線白馬駅で E さんと待ち合わせた。八方山麓までバス利用、ここから八方ゴンドラ、アルペンリフト、グラードリフトを乗り継いで
第1ケルンへ着いた。冬山の状態を確かめながら八方尾根を登りはじめる。 ほとんどの山小屋は営業期間外で宿泊サービスがないことを覚悟して Schlaf-sack、燃料(ホワイトガソリン)、食料など最小の必需品を持参した。 第3ケルン近くにある八方池を右に見ながら高度を上げていく。3時間で唐松小屋に到着したが、そのまま唐松岳(2696m)へ。 唐松岳から五竜岳へのルートはまさに雲上の稜線を行く気分で快適、しかし鞍部へ降ったりピークを登ったりの繰り返しには いいかげん飽き飽きしてくる。大黒岳、白岳を過ぎて 2時間20分で五竜山荘(2505m)に到着、今夜はここで宿泊する。 ![]() ![]() ![]() やっとのおもいで北峰(2880m)に着く、周囲は暗くここでヘッドライトを点灯するが左側の北俣本谷は闇の中、吊尾根を通り南峰への登攀。 南峰(2889m)では暗くて眺望がきかない、南峰頂上は丸く平なところで晴れた日中であれば北アルプスの山々が総て見ることができるが、 いまは真っ暗で遠くの大町の灯りが点滅して幻想的な世界をつくりだしているのを眺めるのみだ。 ここからは一気に布引岳(2683m)を目指して降るが、暗く視界が悪いので牛首山に迷い込まないように要注意で下る。 ![]() 翌朝には体力も回復していた、東尾根と赤岩尾根の間にある北俣本谷を下降する誘惑に駆られるが、同行の E さんがいるので絶対安全な赤岩尾根ルートを採った。 冷池から冷乗越(2440m)へは緩やかな降りののち少し登りがあるが早足で赤岩尾根を降り高千穂平(2049m)を経て西俣出合(1450m)まで休憩なし、 西俣出合から大谷原までは雪も少なく昨日までの山行を回顧しながら反省(八峰キレッの出発時間と積雪期の北峰への登り時間を甘く見た)と充実感に満ちて下山した。
@ 第1ケルン→ 03.00 →唐松岳→ 02.10 →五竜山荘(宿泊) |