都七福神

Last Update : Sep. 12, 2007

黄檗山萬福寺(布袋尊)

1654年、福建省から渡来した隠元禅師が 1661年に開創した中国風の寺院で、黄檗宗の大本山。

交通:JR・京阪電車「黄檗駅」下車、徒歩 7分
・三門
三間三戸。重層の楼門で裳階、山廊がある。
・弥勒菩薩(布袋)
范道生が1663年に製作。布袋は弥勒菩薩の化身といわれている。


東寺(毘沙門天)

空海が国家鎮護のため創建した。五重塔は日本最大の木造建築物。毘沙門天は弘法大師が入唐の際感得されたもので、無量の知恵で学業成就、安産の信仰対象となっている。 上杉謙信は熱烈に信仰して、「毘」の字を旗印にしていた。

交通:近鉄「東寺駅」下車、徒歩10分


六波羅蜜寺(弁財天)

951年、空也上人により開創された西国第17番札所。七福神の中で唯一の女神である弁財天は、水を神格化したもので、学問、技芸、雄弁、正しい知恵の保護神である。

交通:京阪電車「五条駅」下車、徒歩10分


恵比寿神社(恵比寿神)

京のゑべっさんとして京都の人々から親しまれているゑびす神社。鎌倉時代初期に建仁寺の鎮守社として創建された。商売繁盛の守り神として賑わっている。「旅ゑびす」ともいわれ、交通安全の神としての信仰もある。

交通:京阪電車「四条駅」下車、徒歩7分
    阪急電車「四条河原町」下車、徒歩12分


革堂(寿老神)

平安時代初期に行円上人により開かれた。観音霊所西国三十三ヶ所の第19番札所。当初、一条通りあったが、豊臣秀吉により現在の場所に移築された。福寿吉運、長寿の信仰。

交通:京都市バス河原町丸太町下車


松崎山妙円寺(大黒天)

1616年に建立された。本尊の大黒天像は伝教大師の作。開運招福の福神として広く信仰を集めており、松ヶ崎大黒天の名で親しまれている。

交通:京都市バス大黒天下車


赤山禅院(福禄寿神)

天台宗比叡山延暦寺・赤山禅院は京都の表鬼門にある。本尊は泰山府君(赤山明神)。紅葉祭り「数珠供養」などが行われる。

交通:京都市バス修学院離宮道下車