信長塀

織田信長が熱田あつた神宮に寄進した築地塀。永禄3年、押し寄せる今川義元の大軍を迎え撃つため、集結した劣勢な織田軍は熱田神宮に必勝祈願をした。 信長は、天才的な戦略と果敢な行動力で“桶狭間おけはざまの戦い”に勝利をおさめた。このお礼として、この地に築地塀(信長塀とよばれている)を築造・奉納した。



信長塀

土と石灰を油で練り固め、瓦を積み重ねて、上部を桟瓦で葺いた優雅で重厚な築地塀。永禄3年(1560)5月19日、織田信長は、上洛途上にあった今川義元の大軍勢を桶狭間に破った。 未明に清洲城を出陣した信長は、熱田神宮で必勝祈願をした。電撃作戦により今川軍に大勝した戦勝のお礼として、信長はこの築地塀を寄進した。



      


    
熱田神宮本宮

三種の神器の一つ“草薙剣くさなぎのつるぎ”を祭り、古来より朝廷、武将の崇敬を集めた。
神殿は以前は、尾張造であったが、1893年神明造に改築した。屋根は銅版葺。
年間800万人の参拝者でにぎわう


熱田神宮


1