Last Update: Nov. 29, 2015
Since: Apr. 29, 2011

   与治山よじやまは、香川県東部の三本松港と引田港の間にある半島部にある。 186mの頂上部には与治山神社(清少納言社)があり、3等三角点を備えている。
この山について語り継がれる清少納言の由来は香川神社誌などによると、京都の藤原忠光の娘が小船で安戸浦へ漂着したが、 まもなく亡くなった。村人たちは与治山頂上の京に向いた位置に葬った。その後、ここに祠を建てて祀り、娘の生前の官位に ちなんで祠は清少宮といわれるようになった。
山頂からは、安戸池、引田港などが眼下にあり、遥か遠く播磨灘へと眺望が開けている。


清少観世音像近くから見る与治山
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Garmin VISTA TRACK LOG
赤い鳥居→九丁石→七丁石→六丁石→与治山頂上


名 称与治山(よじやま)
標 高186m
場 所香川県東かがわ市白鳥町
散 策2011.04.26

コースタイム
赤い鳥居 →25min→ 与治山頂上
赤い鳥居 ←20min← 与治山頂上

清少観世音像赤い鳥居与治山神社(清少納言社)鳥居
整備されている石段の登山道六丁石頂上が見えてきた
頂上の3等三角点不動明王と清少納言社頂上から見る安戸池方面
下山道で見つけた九丁石Lamprophyre-1(煌斑岩)Lamprophyre-2

Comment :  清少観世音像の近くに駐車して、赤い鳥居の横を通って登山道へ入る。与治山神社鳥居の前には、猪除け の高電圧線が張ってあるので要注意。なだらかな登山道の右側にはトラロープが張ってあり、白鳥動物園の敷地であると主張している。
登るにつれて自然石を使った石段が現れてくる。途中に石角柱の丁石がある。確認できた丁石は、九、七、六丁石だった。五〜一丁石 が確認できなかったのは、現在のメインはトラバースルートとなっているが、尾根筋ルートも見かけられるのでそこが旧道かもしれない。 与治山に丁石があることから、神社への参拝はかなり昔から賑やかだったと考えられる。
近くに、鹿浦越のランプロファイヤー(Lamprophyre)岩脈を見学した。