Last Update: January  27,  2017
Since: January   27,  2017

   鷲が羽を広げたような形をした、複雑な尾根筋を持つ険しい山でる。この山には新名氏が築城した鷲ノ山城跡がある。 山の名前は鑑真が大宰府から都に向かう船旅の途中、夢の中で老僧のお告げがあり、インドの霊鷲山に似た山が綾の地(坂出市、国分寺町)にあると聞き、この山を探し出して 命名したいわれている。山の東麓にある鷲峰寺じゅうぶじも、そのゆかりの寺であるといわれている。
鷲ノ山で採れる石は柔らかく加工しやすいので、古くから盛んに切り出されていた。中腹には、かつての採石場跡などがみられ、"泣き岩" という岩がある。 泣き岩は、鷲ノ山の神と堂山の神が喧嘩して、堂山の神が鷲ノ山の御殿に火矢を射ち、御殿が焼けた。そのときに、鷲ノ山の神が涙を流した石と伝えられ、岩は現在でも 涙でぬれているといわれている。 鷲ノ山では鷲ノ山石(輝石角閃石安山岩)が産出する。この石はや柔らかく加工しやすいので、古墳時代には石棺として利用されていた。麓の石船天満宮には刳抜式石棺が 保存されている。
GPS 測定によると全行程 2.73km あった。コルから第1ピーク・第2ピーク・第3ピークを経て鷲の山までは細い尾根筋で、 アップダウンが激しいが、滑りやすい急な箇所には トラロープが設置されいる。登山路は整備されており、快適に通過できる。石船へは第3ピークから草深い尾根の急降下で、殆ど通過する人がないせいか荒れ放題になっている。 尾根の下のほうで登山路が全くなくなり、余分のアルバイトが増加する。



鷲峰寺・鷲ノ山・石船天満宮の航空写真 地図
Track-Log by Garmin [etrex VISTA HCx]


名 称鷲ノ山(わしのやま)
標 高322m
場 所高松市国分寺町新名
登 山2017.01.26






コースタイム
[鷲峰寺〜鷲ノ山]       鷲峰寺 →00:13→ コル →00:05→ 第1ピーク →00:16→ 第2ピーク →00:10→ 第3ピーク →00:04→ 鷲ノ山山頂
[鷲ノ山〜石船天満宮]    鷲ノ山山頂 →00:03→ 第3ピーク →00:40→ 石船天満宮
[石船天満宮〜鷲峰寺]   石船天満宮 →00:18 → 鷲峰寺



        
鷲峰寺登山口コルの石仏第1ピーク
第2ピークへの登り第2ピーク第3ピークへの岩尾根第3ピーク
第3ピークから見た鷲ノ山鷲ノ山頂上付近鷲ノ山山頂4等三角点




  
第3ピークから下山口草深い下山尾根道石船天満宮石舟石棺







 
鷲ノ山・第3ピーク・第2ピーク
(南側西からの眺望)




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