Last Update: Mar. 01, 2009

   四国の屋根といわれる剣山山系の主峰剣山は、西日本第2の標高 1955m を誇り、別名を太郎笈たろうぎゅうという。
山頂付近は"平家の馬場"といわれる熊笹を主とした草原が広がっており、比較的低いこの地方の山の特徴である 潅木がほとんどない珍しい存在になっている。
剣山へのアプローチは、国道438号、439号が穴吹、貞光、東祖谷の3方向から開けており「見ノ越」(リフト発着点)まで 大形バスで入山できる。リフトを利用すれば西島まで 15分で、ここから約1時間の登りで山頂に着く。中央アルプスの 木曾駒ケ岳とともに簡単に登れる山となっている。




名 称剣山(つるぎさん)
標 高1955m
場 所三好市東祖谷菅生
登 山2008.10.09

コースタイム
剣山登山口(劔神社)→ 40min →西島→ 20min(大劔道経由)→大劔神社→ 25min →剣山頂上
剣山登山口(劔神社)← 30min ←西島← 15min←刀掛の松← 15min(尾根道経由)←剣山頂上

剣山登山口の劔神社西島近くの紅葉大劔神社大劔神社近くの岩峰@
大劔神社近くの岩峰A木道化された平家の馬場道山頂付近の通信塔剣山山頂
剣山山頂にて刀掛の松尾根道コースから見る祖谷渓への林道復路で見つけたアザミ
登山道に咲くリンドウリンドウリンドウリフト近くの登山道

Comment :  剣山の紅葉を見るための登山だったが、時期的に少し早かったようだ。
大劔神社を経由して登ったが、登山道は完璧すぎるぐらいに整備されており、なんだか物足らない感じがする。 山頂は"平家の馬場"といわれる平坦な草原で、踏み荒らされて裸地化を防ぐため木道が設置されており、木の橋を 渡っているような感覚になる。頂上付近で昼食をとったが、この日の天候はガスで覆われて次郎笈じろうぎゅうの優美な山容が見られなかった。




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