田縣神社たがたじんじゃ

所在地愛知県小牧市田県町152
電 話0568-76-2906
祭 神御歳神みとしのかみ  玉姫命たまひめのみこと
社 格式内社
文化財大男茎形おおおわせがた  陰陽石  豊年祭
交 通名鉄小牧線田県神社前駅徒歩5分





概要

 1584年、小牧長久手の合戦で豊臣秀吉が陣取った久保山、その麓のあがたの森に神社は鎮座している。
創建は弥生時代で、母なる大地は父なる天の恵みにより受胎する との古代日本の民族思想により、五穀豊穣、万物育成、国土発展を神に祈ったのにはじまる。
境内には、信奉者から奉納された陰茎に似た石(陽石)や陰陽石がいたるところに配置されている。 まさに性神の ON PARADE の感がある。


本殿檜の男茎男茎の鈴
陰陽石(♂+♀)
陽石??男茎
珍宝窟男根形奉納碑奥宮


豊年祭

 野も山も みなほほえむや 田県祭 と詠われる豊年祭は毎年3月15日に執り行われる。
毎年新しく檜で作った直径60cm 長さ2m の大男茎形(男性器)を厄男たちが御輿に担ぎ行列をなして奉納し、巫女たちは白木の小型男茎形を抱いて満面の笑みを浮かべながら歩く。 近年、外国人の参観者(特に若い女性)が多くなり国際色豊かでなんとも和やかな雰囲気になっている。
なお、近くにある大縣神社の豊年祭(姫の宮祭り)と対になっており、こちらは巫女たちが女陰をかたどったものを抱えて練り歩く。 天下の奇祭として貴重な文化遺産といえる。