Last Update: December 07, 2012

   出雲にある工場の仕事のついでに、境港市の"水木しげるロード"、安来市の"足立美術館"、尾道・今治の"しまなみ海道" に寄り道した。
"水木しげるロード"では街並みの活性化の貢献している現状を目の当りにした。"足立美術館"は、各種の造作庭園の見事さと横山大観の生涯を通じた 日本画に圧倒された。美術館内にあるレストランは庭園に囲まれた好位置にあり、絶好のロケーションで食事ができた。
出雲は時間の都合で、宿泊のみで通過した。出雲大社・日御碕へ寄れなかったのが残念で、次回に楽しみを残しておく。帰路はカーナビに頼り、 三次・尾道を経て"しまなみ海道"へ、瀬戸田PAから眺める多々羅大橋と観音山の雄大さは目蓋にやきついた。



出雲・三刀屋・三次・尾道・因島・今治・高松のルートラボ



境港市・水木しげるロード

名  称水木しげるロード
所在地鳥取県境港市
観  光2012.11.24



妖怪神社目玉おやじねずみ男
妖怪パン屋水木しげる記念館ぬれ煎餅屋

Comment :  境港市は、大きな砂浜の弓ヶ浜半島の北端に位置しており、三方を中海と日本海これらを繋ぐ境水道とに 囲まれている。また、境水道の江島大橋を経て島根県松江市美保関町と接している。市域は平均海抜2mの砂州上にあり、平坦地が殆どで、 日本海側の重要港湾として栄えてきた。近年、水木しげるの出身地であることから水木しげるロードが命名され、「ゲゲゲの鬼太郎」に 登場するキャラクターの銅像がならぶ街並みができあがった。米子駅と境港駅を結ぶJR境線には「鬼太郎列車」が運転されている。
商店街の人に聞いてみると、シャッターの下りている店は1軒もなく、観光客も連日賑わっており街並み復活の原動力になっている。




安来市・足立美術館

名  称足立美術館
所在地島根県安来市
観  光2012.11.24

足立美術館十三重塔のある森窓枠を通してみる絵画のような庭園
庭園(1)庭園(2)庭園(3)
庭園(4)庭園(5)庭園(6)

Comment :  足立美術館は、昭和45年に足立全康が71才で郷土への恩返しと島根県の文化発展の一助になればと、財団法人足立美術館を創設した。 足立全康は明治32年(1899)2月8日、能義郡飯梨村字古川に生まれた。 小学校卒業後すぐに、生家の農業を手伝いながら商売の道に進にいだ。14才の時、今の美術館より、3kmほど奥の広瀬町から安来の港まで 15kmを大八車で木炭を運搬しながら炭の小売りをした。その後、様々の事業を興し、戦後は大阪で繊維問屋、不動産関係などの事業のかたわら、 幼少の頃より興味をもっていた日本画を収集した。また庭造りへの関心も膨らんできた。
この美術館館には、横山大観をはじめとする近代日本画を中核とし、北大路魯山人や河井寛次郎の陶芸、平櫛田中の木彫、林義雄の童画、 さらには当館の新しい顔ともいえる現代日本画など総数約1,500点があり、特に大観の作品は初期から晩年までの約120点を揃えており、 質・量ともに充実している。これらの収蔵品は季節の移ろいにあわせ展示替えを行ない、順次公開している。また「庭園も一幅の絵画である」という 創設者足立全康の信念のもと、庭園にも力を入れている。枯山水庭をはじめ、苔庭、茶室「寿立庵」の庭、池庭、白砂青松庭と、美術館を 取り囲むように広がる日本庭園は、後背地も含め5万坪ある。




しまなみ海道

名  称しまなみ海道(瀬戸田)
所在地広島県尾道市瀬戸田町
観  光2012.11.25

瀬戸田PA多々羅大橋観音山(生口島)

Comment :  しまなみ海道は西瀬戸自動車道の愛称で、本州・広島県尾道市と四国・愛媛県今治市を全長約60kmで結ぶ架橋ルートで、海峡部に 新尾道大橋、因島大橋、生口橋、多々羅大橋、大三島橋、伯方橋、大島大橋、来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の10本の個性的な橋がある。 また、この区間に大きな島が6つあり、それぞれに形の異なった架橋で結んでいることから橋の美術館と呼ばれている。 しまなみ海道の特徴は、徒歩や自転車でも渡ることができる。