Last Update: May 03,　2009

   かって阿波から讃岐への南街道の難関だった大坂峠の近くにある最高峰"龍王山"。県道１号線の大坂越え あたりから「あせび公園」へ向けて走ると立派な駐車場に着く。
駐車場から中継塔のある山を左の方へトラバースするような舗装道路を進むと「あせび公園展望台」が見えてくる。展望台の右側を 登れば龍王山への登山口。緩やかな登りを５分ほどで分岐点に着く。そのまま真っ直ぐ行けば難なく"龍王山"の山頂に到達する。 頂上は潅木に覆われており視界はゼロ。不思議なことにこの山は登山口から分岐点、頂上まで指標が１本もない。 馬酔木（あせび）の時期はさぞ見事な景観を醸し出していることだろう。
麓のJR大宮駅近くには、1185年源義経が平家追討の軍勢を連れて大坂峠を越えた南街道や大坂口勤番所跡がある。

		登山口から見た"あせび公園展望台"

名　称	：	龍王山（りゅうおうさん）
標　高	：	475m
場　所	：	東かがわ市
登　山	：	2009.05.02

大坂峠休憩所	大坂峠から見た瀬戸内	あせび公園駐車場
あせび公園展望台	登山道入口	龍王山への登山道
龍王山頂上	大坂口御番所跡	讃岐街道（旧南街道）の説明板

Comment ：　　分岐点に指標が無いので道を違えてアップ・ダウンを繰り返しながら前進した。巨大な倒木や茨を掻き分け、 かすかな道を探して悪戦苦闘した結果、479mピーク近くまで達した。どうも様子がおかしいのでコンパスと地図で計測すると、鉢伏山 の方角に進んでいた。このコースにも指標が１つもない。どうしてだろう？
どうも里山は性に合わない、やっぱり「高い山が尊い」と再認識した。