@ | 新開の警鐘台 | 護衛空母(特1TL型)"しまね丸"の通信用マストの廃物利用。戦後、新開消防屯所の警鐘台に利用された。
英空母の艦載機Spitfire による機銃掃射で被弾した痕跡が今でも数箇所残っている。 |
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A | 狼煙場跡 | 狼煙よって非常事態を知らせる場所。江戸時代に、高松藩では非常警報・海上警備・船との連絡の
ため各地の岬に狼煙場を築いた。この狼煙場は直径約 5m の円形上に高さ 4m の地石を積み重ねた見事なもので、ほぼ完全に残っているのは極めて珍しく貴重なもの
である。グリーンヒル大串の増築に伴い、元あった場所から北へ約 200m の現在地に移された。 |
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B | 大串石切場跡 | 白色凝灰岩の岩層で、ここの尾根上や谷の壁面には採石に使用した工具の痕跡が無数に残っている。
切り離されずに残されたままの未完成品も目につく。採石石材は谷を利用して海岸まで降ろした痕跡がある。14世紀に石清水八幡宮(京都)へ収めたこともある。
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C | 岩礁への崖路 | 7.2mの観音像から樹林帯を海に進むと、突然に道が無くなる。ここから先は命綱を頼りに崖を降下する
路跡がある。 |
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D | 長ぞわい観音 | 本物の"長ぞわい観音"で岩礁の上にある。船舶の航行安全のために地元の漁師が建てたといわれており、
海岸線の赤い灯台の西側にある。「ぞわい」とは海沿いの岩場で、潮が満ちたときは海に沈み、引き潮のときは顔を出すところ。 |
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E | 大串埼沖灯標 | 船舶に障害物の存在を知らせるため、又は航路の所在を示すために岩礁、浅瀬等に設置して灯光を発する。
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F | 海沿いの路 | 大串半島の開発で東側崖淵沿いに遊歩道が造られている。海釣りの絶好の場所になっている。 |
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G | 長者ケ谷遺跡 | 海釣公園の砂浜奥壁に礫混じりの土層がある。この土層が"長者ヶ谷遺跡"で、縄文土器や弥生土器、
塩を濃縮するときに使用したと考えられる製塩土器が露出していた。昭和49年に試掘調査が行われた。 | |
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H | 大串磨崖仏 | 昭和の終り、蓮井一郎さんが長尾から毎日通って彫り上げた。彫刻には、作者の個性が色濃く表現されている。
不動明王像と如意輪観音像が背中合わせのようなスタイルで浮彫りされている。100〜200年後には、さぬき市の文化財になるのでは…。 |
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I | バベ木の端 | 第2次大戦末期、日本海軍は護衛空母に改造した"しまね丸"を長浜沖に隠した。
これを発見した英空母4隻は、連日のように爆撃や機銃掃射を加えた。ウバメガシが群生しているこの場所は、眼下に"しまね丸"が座礁した場所がよく見える。 |