Last Update: Nov. 28, 2015
Since: Nov. 06, 2010

   88番札所大窪寺の背景にある妖艶な名前の女体山にょたいさん(774m)、 地元の人は"にょうたいさん"と呼んでいる。妙体山みょうたいさんが"にょうたいさん"に転じた と考えられる。
頂上近くの岩稜を注意して登りきると、青木神社女体宮の祠が突然として現れる。祠の先に長尾平野に向かってあたかも展望台 のような痩せ細った 10m 程の尾根が空中に突き出ており、ここから見る眺望はうっとりするほどだ。
女体山頂上から大窪寺境内へは、急勾配の尾根を一気に降ると約 30 分で着くが、途中で大窪寺奥の院への分岐にでる。空海伝説 に興味があれば、奥の院祠、独鈷水や梵字岩などがあるので寄り道するのも一考だろう。


Track-Log by GPS [etrex REGEND HCx]






名 称女体山(にょたいさん)
標 高774m
場 所さぬき市多和
登 山2010.11.03

コースタイム
山王バス停→ 15min →多和神社→ 15min →昼寝城登口→ 16min →太郎兵衛館
→10min →遍路道入口@→ 13min →遍路道出口@→ 02min →遍路道入口A→ 20min →尾根休憩所→ 10min →女体山
→ 05min →林道A→ 18min →奥の院→ 16min →大窪寺


県道R3から別れた道多和神社昼寝城跡への上り口太郎兵衛館手前の道
太郎兵衛館来栖神社経由の道との出合林道から遍路道入口@遍路道
遍路道林道から遍路道入口A遍路道遍路道
土砂崩れをトラバースする鉄橋遠くクレータ五座を見る岩稜帯てまえの休憩所急険は岩稜帯
岩稜帯を登る岩稜帯を越えると女体山直下@女体山直下A
女体山頂上の瘠た岩塊女躰宮大窪寺奥の院大窪寺

*クレータ五座;高松市三谷町の三郎池周辺にある上佐山うわさやま日妻山ひづまやま実相寺山じっそうじやま馬山うまやま日山ひやま


Comment :  女体山直下の急傾斜岩稜帯が整備されて、危険を感じない登山道に変貌していた。 雨天でも滑る怖れは感じられない、むしろ大窪寺への急降下道のほうが雪の積もった日には、危険である。
大窪寺奥の院は、あまり手入れされておらず、独鈷水は落ち葉で埋もれて、梵字岩には通行止めのままになっており、このままでは 埋もれ、朽ち果ててしまうのではないだろうか。



上記の拡大画像は《画像ギャラリ》でご覧ください