Last Update: March  15,  2017
Since: March  15,  2017

   串ノ山の北山腹から岬の神在の鼻まで瀬戸内海国立公園に指定されている。また、山の中腹には柑橘類、柿、枇杷などの果樹園が広がっている。 神在の鼻からは現在でも瀬戸内海の島々が一望できることから、幕末には屋島の長崎の鼻と同じように砲台が築かれた。このあたりの海岸線には至る所に洞窟がある。
串ノ山は、さぬき特有のおむすび形の山容をしており、富士の名前にふさわしいので神在富士しんざいふじと命名したい。 登山道は下笠居郵便局から県道16号を東へ、左折してすぐ右折、登り坂を左折して、そのまま道なりに登る。NTTドコモ中継塔まで舗装された農道になっている。 中継塔前には小型車3台の駐車スペースがある。そのまま農道を5分程登ると舗装がなくなり、ここからが本格的な登山が始まる。登山路はまったく整備されておらず、 更に樫や椎の落葉が層をなしているので、滑りやすく転倒の危険がある。登山路は踏み跡程度で、ときどき色褪せた赤テープがあるがルートを見失わないハンティング感覚が 必要になる。この山は頂上まで熊笹が繁っており、火山ひやま(さぬき市)のような感じがする。頂上には三角点があるが、灌木が邪魔をして眺望が 良くない。



串ノ山の航空写真・地図
Track-Log by Garmin [etrex VISTA HCx]


赤いルート青いルート の接点にNTTドコモ無線中継塔がある

名 称串ノ山(くしのやま・神在富士)
標 高214m
場 所高松市神在川窪町
登 山2017.03.15






コースタイム
[登山口〜串ノ山]       NTTドコモ中継塔 →00:20→ 串ノ山山頂
[串ノ山〜登山口]        串ノ山山頂 →00:10→ 林道 →00:05→ NTTドコモ中継塔



        
登山口(駐車スペース)NTTドコモ無線中継塔舗装の林道落葉の多い登山路
整備されていない登山路串ノ山山頂の標識熊笹の多い山頂山頂の三角点
蜜柑畑を通る登山路無線中継塔が見える五色台の遠望スモモの花満開




Comment : 登山口のNTTドコモ無線中継塔には、乗用車4台ぐらいの駐車スペースがある。嘗て祖母が神在川窪町に住んでおり、串ノ山山麓でミカンや無花果を 作っていた。また、神在ノ鼻の話をよく聞かされた。大戦中に神在ノ鼻付近の海岸線には海軍が洞窟を拡げて舟艇を保管していた記憶がある。
重層する落葉を取り除き、地肌を曝し登山路を整備し、山頂部の灌木を伐採すれば眺望が良くなり、五色台や瀬戸内の海が眼下にできる。市街地からのアプローチも良い ので登山者が多くなると想う。最後に、下笠居小学校や下笠居郵便局などの名前を耳にすると遠い昔(国民学校2年生)が呼び起され祖父母の顔が浮かんでくる。 この串ノ山のHPを今は亡き祖父母に捧げたい。







 
串ノ山





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