Last Update: Nov. 29, 2015
Since: May 07, 2011

   五岳連山で一番低い山が香色山である。善通寺西駐車場から登れるし、ハイキングのような楽な気分で、 あたかも高台へ行き、善通寺市全体を眺めるのに絶好の高さの山といえる。
頂上には三角点はなく、京極家の寄進による不動明王と愛染明王の石像ががあり、石像の背面には、 江戸時代にこの場所で経塚が発見された時の記録が記されている。その隣には佐伯直遠祖の神と刻んだ石碑が建っている。 1995年に行われた発掘調査で、弥生時代の石棺墓群や、複数の経塚が確認された。1号経塚は平安時代後期のもので、 全国で唯一の上下2段構造であることが判った。
香色山の頂上は岩片と砂礫のお椀をふせたような形状で、潅木が無いため見通しが良く、特に善通寺市内が手に取るように 映し出される。


善通寺西駐車場から見た香色山
(Click で拡大画像がでます)
Route Map
駐車場→登山口→縦走路→香色山頂上


名 称香色山(こうしきやま)
標 高157m
場 所善通寺市
登 山2011.05.05

コースタイム
[登り] 善通寺西駐車場→ 00:01 →稲荷大明神登山口→ 00:17 →香色山
[降り] 善通寺西駐車場← 00:01 ←稲荷大明神登山口← 00:12 ←香色山

善通寺西駐車場香色山の案内図登山口整備された登山道
登山道善通寺を見下ろす五岳縦走路入口香色山頂上
頂上の不動明王と愛染明王頂上から見る飯野山頂上から見る筆の山筆の山への入口
筆の山コルへ降る登山道稲荷大明神空海記念碑(西安と同じもの)善通寺南大門(五岳山)

Comment :  西駐車場の前にある稲荷大明神が登山口。登山道はよく整備されており危険な箇所もなく、ジグザグを 繰り返して頂上に達する。頂上には東屋もあり、下界を眺めながら休息には最適。善通寺市内と反対側に重量感のある山が「筆の山」で、 縦走路が見える。香色山から筆の山、我拝師山、中山、火上山までの五岳連山を縦走する催しが陸上自衛隊の協力で 毎年開催されている。