Last Update: March  28,  2017
Since: March   18,  2017

   紅峰こうのみねは、 香川県総合運動公園の南側を通る浜街道から見ると、山腹に岩壁帯が目立ち高松道西IC近くの伽藍山とよく似ている。この岩壁帯は香川県では数少ないロッククライミングの 練習場である。山の形態は東嶺と西嶺の二つの山塊から成り立っており、これは屋島が南嶺と北嶺の山塊から形成されているのとよくにている。
紅峰を含む五色台の成立は、火山活動により花崗岩の上に火山灰などが堆積して凝灰岩や角礫岩などができ、その上に安山岩等が流れて覆われていた。この層が長年の浸食に より周辺が削られて堅い部分が残ったと想像される。紅峰は頂上の溶岩が広く残されてテーブル状となりメサ台地と呼ばれている。
登山口は南麓の塩釜神社を通る登山路があり、亀水たるみ町にある勝賀鉄工所の横の舗装道路と合流する。登山路には岩場分岐点を除いて指標が全くない。 自分の方向感覚やRoute Huntingを養うには有意義な山といえる。

 
さぬき浜街道から見た紅峰


名 称紅峰(こうのみね)
標 高245 m
場 所高松市亀水町
登 山2017.03.18






コースタイム (2017.03.18)
[登山口〜紅峰頂上]     登山口 →00:10→ 紅峰頂上・岩場分岐点 →00:32→ 紅峰頂上
[紅峰頂上〜勝賀鉄工所]  紅峰頂上 →00:30→ 香川県石標 →00:35→ 県道16号 →00:05→ 勝賀鉄工所

        
勝賀鉄工所の横にある道紅峰登山口登山路登山路
紅峰頂上と岩場の分岐点奇岩に木が生えている石碑のつもりだろうか?香川県の標識
頂上近くの登り山頂の標識(245m)山頂の石碑山頂の雑木林


     
メサ台地にある石積香川県の石標識東嶺・西嶺コルからの下山路畑の中のモノレール
ミカン畑紅峰の岩場塩竈神社生島塩田の説明板


  
岩壁岩壁岩壁岩壁


Comment :  登山口から急登が続き、紅峰頂上と岩場の分岐点を過ぎても、頂上までかなり急登になっている。頂上は雑木林の台地(メサ台地)で、 眺望は全くきかない。頂上に自然石を使った石碑が石積の上に建立されている。
頂上から登山路と違う下山路を探したがなかなか見つからない(踏み跡がほとんどない)。なんとか赤テープを探して辿ることにした。結局、東嶺と西嶺の間にあるコル を降った。落葉が登山路らしきところを埋め尽くしており、足許が滑るので下山スピードが鈍った。ルートハンティング・処女ルート開拓などがあり久しぶりに登山の醍醐味を 味わった。登山路が全く整備されておらず、道標も岩場分岐点以外は全くないので、登ったルートを再び降るのが一番無難のような気がする。





紅峰の航空写真 &地図
Track-Log by Garmin [etrex VISTA HCx]




名所旧跡案内 Miyoshi's HP