Last Update: March   30,  2017
Since: March   20,  2017

    黄峰きのみねは、さぬき浜街道を高松から坂出へ向いてトンネル手前の右側に見える綺麗な円錐形の山。登山口はトンネル手前の左に大きくカーブする 所に、右折して亀水町へ行く側道に入る。すぐ右側に溜池があり、溜池が切れた所に小さな祠がある。祠には蓮如上人を祀っている。
登山口は祠の左側から登る。祠の右側に高松市教育委員会が作成した "黄峰おみね城跡" の表示板があり、山頂近くに香西こうざい氏が造った中世山城の石塁と 本丸跡がある。東面石塁はかなりの長さで残っており、南面石塁は強固に積まれておりこの石塁の上に2段の郭があった。

 
串ノ山の中腹から見た黄峰


名 称黄峰(きのみね・おみね)
標 高174 m
場 所高松市亀水町
登 山2017.03.20






コースタイム (2017.03.20)
[登山口〜黄峰頂上] 登山口 →00:15→ 石塁 →00:07→ 黄峰頂上
[黄峰頂上〜登山口] 黄峰頂上 →00:20→ 登山口



     
蓮如上人を祀る祠黄峰城跡の説明版登山口登山路
南面の石塁東面の石塁頂上の平坦地登山路にある石塊


ヤマツツジ(南面の登山路に咲いていた)黄峰城跡の縄張り図

Comment :  香西氏は本拠地は勝賀山城で、この黄峰の山城は瀬戸内方面の守りと考えられる。山頂付近は平坦地であるが現在は雑木林になっており、 郭の跡がはっきりしない。
登り降りにかなりの労力が必要になる。特に降りは、落葉で滑り易くかなり危険を伴う。指標はなにもなく路も整備されていない。車は祠前の道路に無理に停めた。





黄峰の航空写真 &地図
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