Last Update: January 03, 2018
Since: August 30, 2010

   透きとおった水が流れる梓川、河童橋から眺める穂高連峰。何年経過してもその美しさは変わらない。 50年ほど前に、涸沢へ行くのに沢渡、上高地を年間13回通過した記憶がある。
1997年12月に全長4,370mの自動車専用トンネルが開通して、岐阜県平湯から長野県中の湯まで簡単に入れるようになった。 更に、上高地へ入る最大の交通難所であった釜トンネルが2005年7月に新しい釜トンネルが新設されて交通の利便性が増した。
平湯バスターミナルから上高地まで濃飛バスを利用して、梓川右岸を明神まで行き、明神池の近くにある「山のひだや」に1泊。 帰りは明神橋から梓川左岸を河童橋まで歩いた。50年前とは様変わりしており、左岸は石の凸凹もなく微細な砂を敷き詰められており、 準舗装の道に変貌している。河川改修に資本が投入されているのが肌身に感じられて、かっての登山道は自動車通行可能な道路へと 変化していた、徳本峠へ至る登山道もどこまでかわからないが、自動車道になっていた。


河童橋から見た“梓川と穂高吊尾根”
(Click で拡大画像がでます)
上高地→明神池→明神→上高地の TRACK LOG


名 称明神池(みょうじんいけ)
標 高1529m
場 所長野県松本市安曇上高地
散 策2010.08.06

コースタイム
上高地バスターミナル →65min→ 明神池
上高地バスターミナル ←10min← 小梨平 ←40min← 明神橋

梓川河童橋の賑わい梓川で水遊び?
白樺荘野生の猿も馴れている上条嘉門次の碑
明神岳明神橋山のひだや
穂高神社奥宮明神一之池明神二之池

明神一之池の神事
泳いでいる岩魚が見える徳沢と徳本峠の分岐徳本峠への道
梓川左岸の整備された登山道河童橋の上で河童橋

Comment :  50年の歳月は上高地の登山道を大きく変貌させた。昔の登山基地は徳沢、横尾に移っているようだ。 この地も国際的になって、英語、ドイツ語、スペイン語、ユダヤ語などが飛び交っていた。しかし我々にとって交通手段が 環境保全の名の下にバスかタクシーしかないのは理解に苦しむ。本当に環境保護目的であれば、タクシーは除外すべきで、 バスは電気や燃料電池駆動にすべきと思う。
上高地から横尾への梓川左岸の登山道は整備がされすぎており、ハイキングコースと化しており、幼児や老人でも問題なく 歩ける。小梨平は夏の避暑地に変貌し、貸しテントが乱立している。携帯電話は上高地ではOKだが、明神では通信不能。 国有地にある明神池を見るだけでどうして奥宮が拝観料300円をとるのだろう?
※右の画像写真は、昔の五千尺旅館から神河内五千尺ホテルに名前を変えていた。