Last Update: May 30, 2010

   昼寝山は阿讃山脈にある矢筈山から北西に派生した尾根の先端部にある。 女体山林道の登山口から勾配のきつい山道を登る。頂上は狭い平坦地で、東と西に分かれており、東台地、西台地といわれており、 中世には寒川氏が守る昼寝城があった。発掘調査報告書によると、明朝中期の青磁、白磁、青花磁器などの破片が出土しており、 中国との交易があったと考えられている。
近郷の人々の話では、山一面に山桜が咲いたとのことだが、今はすべて枯れてしまって、ところどころに樹皮が落ちているのが みられる。


昼寝城の説明板GARMIN eTrex の Track Log (Click で拡大)


名 称昼寝山(ひるねやま)
標 高460m
場 所さぬき市
登 山2010.05.27

コースタイム
登山口 →05min→ 峠 →08min→ 昼寝山(昼寝城跡)頂上
登山口 ←05min← 峠 ←07min← 昼寝山(昼寝城跡)頂上

登山口-登山道峠から右へ登る痩せ尾根の道
頂上近くの登り(右は落ちている)西台地の寒川神社東台地の頂上
東台地から南尾根へ直進は南尾根、左は主登山道に出合う登ってきた登山道との出合

Comment :  頂上直下の登山道は、北側が切れ落ちているため下りが危ない(車石で足元が滑る)。 “さぬき里山会”が下山迂回路を開いてくれたので危険場所を回避できる。
迂回路は東台地の東端から南東へ伸びる尾根へ下ると「昼寝城登山口」の標識がある。標識に従って昼寝山をトラバース気味に 巻くと、登ってきた登山道に出合う。