引田ひなまつり

2006.3.3 作成



 2006年も引田の歴史町並みを舞台に 2/25 〜 3/3 の7日間「引田ひなまつり」が開催された。今年で4回目で、すっかりこの町の初春のイベントとして根付いたようだ。
年々お雛さまを飾る家が増加して盛大になる一方、御三家といわれている"日下家"と"かめびし屋"が昨年に続いて展示をやめているのは寂しい。


讃州井筒屋敷について

 井筒屋(現、讃州井筒屋敷)は、江戸時代から醤油・酒の醸造で繁栄を極めた商家で、建物は往時の面影を今に残している。特に母屋には二階(屋根裏部屋的な)があり、収納庫的な役割をもっている。最も良い部屋は奥座敷で、8畳間が二つあり、太い柱、高い天井の堂々たる風格を備えており、この部屋からは南と北に美しい庭が眺められる。庭の東と北壁は柴垣で、南側は網代組で土塀を飾っている。また、茶室は粋なつくりで、あちこちに手の込んだ装飾を施している。
現在は引田の歴史町並みでシンボル的な建造物になっており、特産品も数多く販売している。

井筒屋南門茶室井筒屋(佐野邸)平面図
かめびし屋旧引田郵便局井筒屋の模型

いろいろな雛人形

全部砂糖で作った寄せ植白寿雛