Last Update: December 31, 2016
Since: June 13, 2011

   鶴林寺は、徳島県勝浦郡勝浦町にある高野山真言宗の寺院で、四国霊場第20番札所。遍路道は勝浦川の生名 から水呑大師を経由する遍路転がしといわれる急傾斜の山道が通られている。 2010年に四国霊場を巡る遍路道で、この道が初めての国史跡に指定された。水呑大師の近くから本堂の石段までに県史跡指定の丁石 (南北朝時代の建立)が11基ある。
国の史跡に指定された、鶴林寺道の鶴林寺の手前1.3km。鶴林寺から太龍寺に向かう太龍寺道の鶴林寺からの1.4kmを歩いてみた。 道は幅2m程に整備されており、石段や石畳が相当部分を占めていた。7丁石付近は傾斜が緩くかなりの面積があり、古井戸もあるので、 庵か僧坊があったと考えられる。
1丁石の前から太龍寺への降り遍路道になっており、ここはかなりの急傾斜でジグザグに石段が築かれている。石段の横には約200u の台地が段々状になっている。ここも昔は僧坊があったのだろうか。
仁王門の前には中務茂平衛の道標と2丁石がある。


鶴林寺の仁王門鶴林寺への史跡遍路道


Track-Log by GPS
鶴林寺への登り遍路道と降り遍路道(太龍寺へ)


史跡・鶴林寺道

林道からの入口9丁石付近登り石畳
草庵の跡か?石畳の遍路道仁王門が見えてきた
中務茂平衛の道標本堂への石段太龍寺へ降り口
降り直下の道ジグザグ階段降り石段状の降り遍路道

史跡・太龍寺道

分岐点の指標左かくりんじ指標右たいりゅうじ指標
役小角の祠仁王門まえの石段石段横の3丁石
太龍寺仁王門仁王門の内部護摩堂への登り道

鶴林寺への丁石

9丁石
8丁石7丁石6丁石5丁石
4丁石3丁石2丁石1丁石