Last Update: Feb. 22, 2009
国道11号の道の駅"津田の松原"から眺めると円錐形の雨滝山が間近にみえる。雨滝山上には戦国時代 安富盛長によって築かれた城址がある。
登山ルートはさぬき市の津田町、寒川町、大川町からの3登山道があるが、津田町ルートが頂上近くで急峻になり、背後に瀬戸内の海を見ながら一歩一歩高度をかせぐのは、低い山でありながら登山気分を味わえ達成感が満たされる。
体力を使わずに頂上に行くには、雨滝自然科学館を通る林道を東屋休憩所まで車でいき、道路横の鉄梯子を昇り整備された 登山路を辿れば約10分で着く。山頂は広い台地で竜王神社、雨滝城の石垣跡、航空灯台跡があり、1段下に石鎚山金剛蔵王大権現などがある。
名 称 : 雨滝山(あめたきやま) 標 高 : 253m 場 所 : さぬき市大川町・津田町 登 山 : 2009.02.21
@ 津田登山口→ 12min →雨瀧金刀比羅大権現→ 08min →石鎚山金剛蔵王大権現→ 02min →雨滝山頂上 |
@ 津田登山口← 08min ←雨瀧金刀比羅大権現← 06min ←石鎚山金剛蔵王大権現← 01min ←雨滝山頂上 |
A 林道登山口→→05min→→雨滝山頂上 |
A 林道登山口←←04min←←雨滝山頂上 |
B 処女ルート登山口→→30min→→モノレール終点(雨滝山) |
津田登山口の入口 | 雨で抉れ、猪が掘り起こした痕がある登山ルート | 雨瀧金刀比羅大権現 | ジグザグで登る急峻な登山道 |
石鎚山金剛蔵王大権現 | 雨滝城址の説明板 | この山頂広場に本丸があり、三方の尾根に楼郭があった | 竜王神社の祠 |
雨滝城の石垣跡@ | 雨滝城の石垣跡A | 林道登山口は、この東屋が目印になる | 鉄製の梯子から出発 |
整備された登山道 | 城の敷石跡? | 山頂から眺める津田の蟹甲湾 | 処女ルートの頂点はモノレールの終点 |
Comment : この山に雨滝城を築いた安富盛長は、この地が津田の蟹甲湾やその近海を航行する船舶(軍船)を見張る意味合いがあったと思う。
津田ルートは登山の醍醐味を味わえるが、頂上までの途中に雨瀧金刀比羅大権現や石鎚山金剛蔵王大権現があり、頂上には竜王神社があることから、後世の宗教儀式的な登山路であったような気がする。
最近になって林道ができたため、この登山口を利用すれば散歩感覚で簡単に頂上まで登れる。新開拓ルートは殆どケモノ道で、あまりお勧めできない。